前回までのお話 : リチウムイオンバッテリーは結論でいうと、「正しく使用していれば、宣伝文句に相応しいレベルでモツ。」ものが ほとんど※ です。
↑ 残した宿題です。
この「ほとんど」に対する認識の差が、誤解を産んでいる原因かもしれない・・・

バッテリーに限らず、工業製品である以上は不良品の発生を完全に無くすことはできません。
出荷検査や抜き打ち検査をすり抜けて、不良品がお客様の手に渡ってしまう事はダメなことは十分に分かっていますが、ゼロにはできないですね。
多くの大人は「その通り。だからタマタマ自分が不良品に当たってしまっても、その後の対応さえキチンとしてくれれば怒るコトはないですよ。」と言っていただけますが・・・
言い尽くされていますが、日本製や日本メーカーの作る工業製品の信頼性や安全性の高さは、世界中からみても群を抜いています。
バッテリーなど、長きに渡って世界の信頼とシェアを勝ち取ってきたモノの不良品発生率の低さは、もはや驚愕のレベルに達しています。
その日本メーカーが作るバッテリーの「ほとんど大丈夫」と、比べれれる方(海外メーカー)はたまったモンではありません。
海外メーカー的には精一杯の努力をして、実際に一般的と言えるレベルまで不良品発生率を下げて、彼ら的な「ほとんどOK」にまで発生率を下げたのですが、日本製に慣れた人々には物足りなかったのですね。
それともう一つ、「不良品が発生したときの対応」の違和感です。
アマゾンや楽天、または街の激安店で海外製のバッテリーを購入して、それが不良品だった場合に販売サイトやメーカーに報告すると、驚くほど簡単に無条件で新品の別品に交換してくれます。
(逆にお俺は客様は神様的な交渉をすると、あっさりと相手にされなくなりますが。)
ユーザ側からの大した説明や状況確認もなく、一言いえば即「ハイ、無料で新品を渡すのでコレでOKしてちょーだい。」となることが多いです。
これは販売管理コスト上では正しい判断かもしれませんが・・・
コレ、日本人にはイマイチ合わないやり方ですねぇ。
日本人は自分と一緒に困って考えて欲しいのです。そして原因をしっかり追究し、結果を報告して欲しいのです。
そして改善されたモノ、確実なモノを説明付きで、直接手渡しして欲しいのです。
それを「キチンとした対応。」と期待するのです。
だってそうやって、時にはお客様から叱られながらも成長をしてきたのですから。
この「ほとんど」の認識の差や、保証対応の違和感が、「売っている側」からのリチウムイオンバッテリーが今一歩の信頼性を得られない理由の気がします。
そのために信頼性を売りにする正規ディーラーで、社外リチウムイオンバッテリーをお客様にガンガン勧めて売っているお店はあまり無く、「正規ディーラーが積極的に勧めない = 一般的な市場に数が出回らない」 となります。
この辺りの理由が、イマイチ市場に浸透しない本当の理由という気がします。
ちなみ補足というか蛇足かもしれないネタ。
ネットなどで販売されている「台湾ユアサバッテリー」と、日本の「GSユアサバッテリー」は完全に別物です。
資本も会社も工場も技術も、一切関係ございません。
全くの別会社で別製品ですので、お間違えの無いように。
リチウムイオンバッテリー編は、後一回で終わります。
YSP名古屋北
柴田 典生
↑ 残した宿題です。
この「ほとんど」に対する認識の差が、誤解を産んでいる原因かもしれない・・・

バッテリーに限らず、工業製品である以上は不良品の発生を完全に無くすことはできません。
出荷検査や抜き打ち検査をすり抜けて、不良品がお客様の手に渡ってしまう事はダメなことは十分に分かっていますが、ゼロにはできないですね。
多くの大人は「その通り。だからタマタマ自分が不良品に当たってしまっても、その後の対応さえキチンとしてくれれば怒るコトはないですよ。」と言っていただけますが・・・
言い尽くされていますが、日本製や日本メーカーの作る工業製品の信頼性や安全性の高さは、世界中からみても群を抜いています。
バッテリーなど、長きに渡って世界の信頼とシェアを勝ち取ってきたモノの不良品発生率の低さは、もはや驚愕のレベルに達しています。
その日本メーカーが作るバッテリーの「ほとんど大丈夫」と、比べれれる方(海外メーカー)はたまったモンではありません。
海外メーカー的には精一杯の努力をして、実際に一般的と言えるレベルまで不良品発生率を下げて、彼ら的な「ほとんどOK」にまで発生率を下げたのですが、日本製に慣れた人々には物足りなかったのですね。
それともう一つ、「不良品が発生したときの対応」の違和感です。
アマゾンや楽天、または街の激安店で海外製のバッテリーを購入して、それが不良品だった場合に販売サイトやメーカーに報告すると、驚くほど簡単に無条件で新品の別品に交換してくれます。
(逆にお俺は客様は神様的な交渉をすると、あっさりと相手にされなくなりますが。)
ユーザ側からの大した説明や状況確認もなく、一言いえば即「ハイ、無料で新品を渡すのでコレでOKしてちょーだい。」となることが多いです。
これは販売管理コスト上では正しい判断かもしれませんが・・・
コレ、日本人にはイマイチ合わないやり方ですねぇ。
日本人は自分と一緒に困って考えて欲しいのです。そして原因をしっかり追究し、結果を報告して欲しいのです。
そして改善されたモノ、確実なモノを説明付きで、直接手渡しして欲しいのです。
それを「キチンとした対応。」と期待するのです。
だってそうやって、時にはお客様から叱られながらも成長をしてきたのですから。
この「ほとんど」の認識の差や、保証対応の違和感が、「売っている側」からのリチウムイオンバッテリーが今一歩の信頼性を得られない理由の気がします。
そのために信頼性を売りにする正規ディーラーで、社外リチウムイオンバッテリーをお客様にガンガン勧めて売っているお店はあまり無く、「正規ディーラーが積極的に勧めない = 一般的な市場に数が出回らない」 となります。
この辺りの理由が、イマイチ市場に浸透しない本当の理由という気がします。
ちなみ補足というか蛇足かもしれないネタ。
ネットなどで販売されている「台湾ユアサバッテリー」と、日本の「GSユアサバッテリー」は完全に別物です。
資本も会社も工場も技術も、一切関係ございません。
全くの別会社で別製品ですので、お間違えの無いように。
リチウムイオンバッテリー編は、後一回で終わります。
YSP名古屋北
柴田 典生