近づいてくる8耐に向けていろんな情報が飛び交うなど、3年振り開催に相応しい盛り上がりを見せております。

鈴鹿へ直接観戦に行かれる方、Netで観戦される方、後日のDVDでゆっくりと楽しむ方と、楽しみ方は人それぞれですが、観戦していてちょっとしたトラブルが発生した時に「今の何? どーゆー状態?」という事はありませんか?

今回は意外に知られていない耐久レースルールをご説明いたしますので、知ってからレースを見るとちょっと楽しみ方が変わります。

FIMEWC_Logo2016















スターティンググリッド順は、チーム内で予選上位2名の平均タイムで決まる

エースライダーが一人だけ速くてもポールポジションは取れません。また出場ライダーは全員が予選を走る義務があります。タイムが出なくても、指定周回数を走る義務があります。

ヘッドライトの色は、クラスによって決まっている。
EWCクラスは白、SSTクラスは黄色となっております。また現在は昼間でも点灯していないといけません。

ゼッケンナンバーは光っていないといけない。
カッコイイからではなく、ルールで数字そのもの光っていないといけません。作るのメンドクセー。

ピットロード上エリアで作業をして良いメカニックは4名だけ。
指定の4名以外、工具を渡すなどの手伝いもしてはいけませんし、作業エリアに入ってもいけません。

なのに動画を撮る事が目的なら、5人目が作業エリアに入っても良い。
今時だわ・・・「あの人はスマホ持ってサボっているのか?」ではなく、ルール上で決められています。

ピット前でガソリンを補給しているとき、ライダーがバイクに跨っていてはダメ。
メカニックが同時に他作業をする事もダメです。ただしバイクを安全のために支えるコトは認められているので、外からみるとややこしいんです。

ピットロード上エリアでは、一般のエアー工具を使用してはいけない。
電動なら良し。エアー駆動工具も窒素ボンベ使って窒素駆動に変更済ならOK.。
これ知っている人はマニアですね。

セーフティカーがコース上に入った場合、ライダーはピットインできるがピットアウトはできない。
コース内には戻れず、ピットロード出口で待機となります。
4輪とはちょっとルールが違うので、知っておくと分かりやすい。

ガソリンは全員同じ。
FIM/EWC指定のガソリンしか使えません。レースガスは値段が高いのよ、泣きそう。(900円/ℓ~)

レース中トラブルでの修理時、フレームとクランクケースは交換してはいけない。
エンジン載せ替えでもプロなら30分も掛かりませんが、丸ごと交換は禁止です。
フレームも同じ、あっという間に交換できる事が分かっていても交換は禁止。



golf-rule2019-top-800

















まだまだ沢山ありますが、今回はここまでのご説明にしておきましょう。



最後に一つ、超マニアックなルールをお教えしましょう。

開催国の国歌斉唱は、スタート9分前に行う事と決まっている。

一応ね、一応。
計ったことはないし。

指定が「9分前」って、メディア用ルールだよねぇ。



YSP名古屋北
柴田 典生