世の中は緊急事態宣言が発令されましたので、みなさんは自宅で待機中ですね。
ここはポジティブに、絶好のバイクメンテナンスのチャンス!というコトにしておきましょう。

昨年の続きで、ようやくフロントフォークオイルを入れるところです。


⑤ フロントフォークオイルを入れて、トコトンエア抜きをする。

使用するオイルはメーカー純正で十分です。
というより、よほどセッティング技術に自信がある人以外、社外品を入れないでください。
特に粘度なんて変更したら、エライ事になりますよ・・・。
「オイル粘度を変えてセッティングを変更する。」
一般の方がする、この発想自体が間違いです。

オイル屋さんや用品店さんに叱られても、言い切ります。

フォークオイルは純正に限ります。

ただ純正品でもグレードがありますので、目的に合わせておススメ品を選びましょう。

そしてエア抜きは「トコトン」が大事です。上からオイルを入れて、20~30分待つぐらいではエアは抜けません。特にこの寒い時期なら、完全に気泡が抜けきるには10時間以上かかります。
トコトンできていない場合、次の油面調整が正確にできません。
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⑥ オイルの油面調整をする。

完全にエア抜きが終わったら油面(オイル量)の調整です。
ここはミリ単位で正確に合わせましょう。

⑦ フォークキャップを組み付ける。

⑧ 車体に組み付けますが、せっかく合わせたスライドメタルの切欠き向きを意識して組み付けます。

ここまでは基本どおり、マニュアル通りでOKです。
というより、締付トルクはマニュアル記載の指定値を確実に守らないとダメな箇所です。
フォークのアウターチューブは肉厚の薄いアルミ筒で、締めすぎるとあっという間に楕円に変形しますよ。
驚くほどに簡単に変形するし、修理費は驚くほど高額ですので・・・。

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あとは1G組立すれば完成です。

こうして出来上がったサスペンションは外観からは完全に純正ですが、性能は純正新品を上回ります。
というより、純正が本来持っている性能を全て引き出す事ができます。


本来は記載の内容を全部やるコトをおススメします。
しかし全部やると大変だし、手間かけたのに外観は何も変わらないし、「速くなる。」とはそもそも目的が違うし・・・。


この冬、いろいろ余裕があれば是非どうぞ。


PRO-TEC名古屋北
柴田 典生