スーパースポーツの素敵具合は、「速く走るための最新鋭の装備」も大きく影響しますね。

「使う、使わない。」の話じゃないですな。
「凄そうなのか? 付いているとカッコいいのか?」が全てです。

ローンチコントロールなんて、その代表です。
各メーカーのSSにほとんど装備されていますが、あんなモン必要な人はいません。
しかし! SSに付いてるとカッコいいんです。


今回のモデルチェンジで外装からサスやエンジンやら、いろんなパーツが進化しましたが、そんな説明はヤマハのHPにお任せしておきましょう。


今回私が注目している装備は2つです。
2つ共に、「実はものすごく開発が難しく、公道で実用化にするまでは大変。けれども速く安全に走る今後のSSには必要不可欠でありヤマハとしては推して行きたいけれども、文章や口で説明しても伝わらないだろうし、何より外観からじゃ何も分からない。だから積極アピールも諦めて広告もアッサリ目にしておこう感。」が満載の装備をご紹介しましょう。



エンジンブレーキを制御するEBM(エンジンブレーキマネージメント)
yzf-r1_feature_006_2020_002















1つ目はこれです。
速く安全走るには絶対に外せない制御です。

意外に思われる方も多いのですが、レースやサーキット走行する場合はエンジンブレーキはほぼ不要です。
タイムが出せるライダーにとっては「無い方がマシ。」レベルです。
ただ実際にはある程度は必要ですし、さらに公道では不可欠ですな。
(スリッパ―クラッチとは、目的も作動条件も構造も全部違うので、お間違いのないように。)

しかし、この「ある程度」のセッティングが難しい・・・。
レースメカニックでもベストセッティングを出せるメカニックは数少ないんです。

私も例の難波さんに相談する度に、「エンジンブレーキのセッティングを・・・」と毎回言われました。
(レース用ECUは、エンジンブレーキを細かく制御変更できるようになっています。)



これの公道用推奨プログラムがついに完成し、一般ユーザーにも使えるようになったのです。

とっても地味な装備ですが、とってもスゴイといえます。


見てください。
ヤマハ公式HPに記載されている上記のグラフを 

縦横の単位なし、正比例の直線グラフである訳ないのに直線グラフにして、挙句の果てに「イメージ」です。

理系の人が文系の人に説明中、説明がめんどくさくなって誤魔化すパターンですな。
または特許申請中であり、現在は詳細を明らかにできない時に使う手口です。


それぐらいスゴイ装備です。




まったく説明になっていないのは、充分承知しております。
もう一個は次回に紹介しますね。

PRO-TEC名古屋北
柴田 典生