前回の「セローがもうすぐ・・・」での下記文言 

「セローのチューブレス化の理由はただ一つ タイヤの空気圧を落とすためです。

「山でエアを抜くのはいいけど、その後どうするの?」
基本的であり大切な質問ですので、ちょっと補足しておきますね・・・ 

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セローの後ろタイヤ空気圧純正指定は1.5kgf/cmです。(単位表記の話はパスで。)
これは高速道路走行も視野にいれた指定値ですな。
アスファルトの上を安全に、快適に、なお且つ燃費や振動、走行騒音まで考慮しての指定値です。

これが土や岩の上、山の中では圧が高すぎてグリップしませんので落とします。
オフロードコースとか走る時も、落とす事が一般的です。

でもって質問は、「落とした後、帰りはどうするの?」ですね。



答えは簡単です。

登る気満々のオフライダーは「携帯空気入れ」を持って走っているので、帰る時に現場で入れます。

オフロードに強いパーツ屋さんとかに、必ず商品ラインアップとして「携帯空気入れ」が並んでいるののはそのためです。
もちろんパンク修理の時にも使いますが、主には調整用、つまり帰り道用が主な用途ですわ。


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実際問題、パンク修理したことがある方は想像できるかと思いますが、携帯空気入れでパンク修理後に0kgfから1.5kgfになるまで空気を入れるのは、とってもとってもとっても大変です。

しかし山で0.8kgfまで落とし、下道で帰る時に1.2kgfまで戻すのは楽勝ですよね。
1.2kgf入っていれば、普通に帰るには十分です。

またガレ場に入る前に適正値にエア調整できれば、パンクの可能性や転倒はグッと減ります。


という訳でパンク修理できない、したくない人も含めて、一家に一台「携帯空気入れ」ですよ。


まぁ更なるベテランは、低い空気圧のままでも帰って来ちゃいますが・・・
低い圧だとアスファルトの上ではメチャメチャ滑りますので、止めておきましょう。

※ チューブレス化とは、「チューブレス用のホイールリムにした。」という意味です。チューブ用のリムを市販されているチューブレスキットでチューブレス加工をし、単にチューブレスタイヤを履いた場合は絶対に空気圧を落としてはいけません。

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セローのシンボルマークは、ヒマラヤカモシカです。


なぜ鹿ではなく、カモシカなのか?

カモシカは急斜面や岩場を好み、縄張りを持ちます。

そして鹿と違い、群れません。

「森の哲学者」とも呼ばれる存在です。
これが所以というか、目指すトコロですな。




ちなみに細く鍛え上がられた脚を「カモシカのような脚。」と呼ぶ時がありますが、間違いですよ。
急斜面や岩場を駆けるためにその脚は太くゴツク、意外に短めです・・・。


PRO-TEC名古屋北
柴田 典生