いよいよ待望?の最終章、「松永劇場 第五章」です。

この日(27日)は朝から二人の女性応援団を連れて、柴田も久しぶりの鈴鹿です。
元々の予定は、「決勝しかない1日だから、余裕でゆっくり応援のみ 」でしたが、予選で壊れてオイルが漏れたマシンを修理するという、重要任務を背負っての現地入りとなりました。

オイル漏れ修理そのものは、大変なモノではありません。
必要部品も揃い、午後の決勝まで時間もたっぷりあるために余裕で完成です。
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決勝は日曜日の午後からスタートで、今回はフルコースの10周です。


いつものポールポジションの位置に、マシンを並べます。 
一見は定位置、キャンギャル連れて余裕ブッコキの41番お殿様状態ですが、裏ではイロイロありました。
選手紹介が始まり、「連続ポールポジションの松永選手です」と、アナウンスされております。
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いよいよSTART

いきなりヤラカシの大ウィリー   それも2連発

借り物の、慣れないマシンにありがちな失敗ですな・・・。
使えねぇ事で有名な、純正ローンチコントロールを念のために使ったのにダメダメです。
当然、遅れに遅れて1コーナーは4番手で入ります。
その後はS字、ヘアピンやスプーンなど、そこら中で前走車にアタックかけて、とりあえず1台抜いての1周目は3位で通過。

2周目もガンガン攻めまくって、さらに1台パス。
この勢いで一気にもう1台と、130Rでがんばり、シケインで・・・。
と思ったら、シケイン突っ込みでコースアウト   勢い有り過ぎです。
結局ここで順位を5番手まで落としてしまいます。

3 & 4周目、借り物マシンのため、エンジン保護を考えてレッドゾーンまで回せない
そのためにストレートではスリップに入るだけで、なかなか抜くところまでいけません
落ち着いて、1台づつ丁寧にコーナーでパス。

5周目に入り、1位が見えてきました。
しかしヘアピンで、ゼッケン77番内山選手とGPバリの激しい接触
モニター映像越しでも、ハッキリと分かるほどの接触です。
しかしソコで引く訳がないわな・・・。 この41番が・・・。
転倒はしませんが、大きくタイムロスです 

6周目、それでもトップの73番のCBRをパスすると、ついにトップ

7周目以降は、後ろとのタイム差を見ながら安定走行です。

そして10周目、ついにトップチェッカー   

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そりゃ決勝もイロイロありましたよ。
スタートミス、シケイン飛び出し、接触・・・。
ストレートではタコメーター見ながらのガマン大会・・・。
実際にはブレーキにエアが咬み、コントロールも大変でした。
予選前からのトラブルを全て知っている私にとって、1位でゴールした瞬間につい頭に浮かんだのが・・・。

レース直後のブログに上げた、「あんた男前だわ・・・。」ですな。

傍から見てれば、ハラハラドキドキのレース展開
アナウンサーが、「松永劇場」と言ってくれたのも、納得の見応えあるレースでした。


そして勝因は・・・

「皆様の応援のおかげです。」

今回特に実感しております。 レースは1人では走れない、勝てないと。
レースに参加する楽しさは、アマチュアのサンデーレースも世界選手権も同じです。
そして走るだけが参加ではありませんよ。


後日に改めて、山盛り募ったピット裏話や反省分もUPしますので、お楽しみに。

次回のレースは7月14&15日です。


提供はPRO-TEC名古屋北 柴田でした。