昨日の続きです。

今回は「フルレーシングキャリパークラス」です。

簡単にうとJSB1000や各クラスの上位プライベーターチームが使っているキャリパーです。
MotoGPのマシンにも多数使用されていますね。
普通(前回)のレーシングキャリパーより、剛性が高くなっているモデルが主ですわ。

このクラスになるとカーボンやセラミックのディスクプレートに対応したブレーキパッド装着や、セッティング変更という意味でのピストン直径などが、オーダー変更できます。
以前は全日本でそれなりの成績を残しているか、EUから自分で並行輸入するしか入手できませんでした。
最近は前回のレーシングキャリパーとの境目があいまいになり、金さえ出せば何とかなるようになったのは時代の流れかな?

ちなみにキャリパー1個で40万円超え(既成品)の価格です。
ブレーキパッドも1枚づつ販売で、1キャリパーで2枚注文するというルールです。
さらにサイズなどをオーダーすれば、代金は跳ね上がります。

このクラスは 「たった100万円で、0.1秒も縮まるなら激安じゃん。とか言う、
アホの集まりが購入するクラスなので、一般の人は近づかないようにしましょう。

性能に関しては使った事ないので分かりませんが、たぶんスゴイのでしょう・・・。
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そして最高峰は当然、「ワークス用キャリパー」です。
中身の詳しい構造はライダー自身も知りません。
詳しく知っているのは、チーフメカニックとブレンボの担当者だけです。
値段は有って無いようなモノであり、そもそも売ってくれません。
MotoGPマシンの写真で、良く見ると変なキャリパーが付いていますので一度じっくり見てみましょう。

性能は、あのマルケスさんが満足できる性能という事です。.

マルケスさんが乗っていた、2017年RC213Vをググってみましょう。
(私がこのブログで写真をUPしたり、リンクを張る事は意地でもいたしません。)

マシンにはbremboのブレーキが付いています。
がしかし、bremboのステッカーは車体に貼ってはありません。
それは、「bremboはスポンサーではない。」という意味であり、
そしてそれはライダー自身が、チームが選んで使っているという意味です。

正に頂点です。

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これはYAMAHA M-1です。 

こんな感じで基本的にブレンボのザックリいうと商品構成は 
純正採用OEM → OES → HP → レーシング → フルレーシングとなります。

ブレーキの話は意外にもこれが最後ではなく、明日に続くんだなコレが 

PRO-TEC名古屋北
柴田 典生