YZF-R1で走るレーシングチームの片棒を担いでみる ④

 今年から始まった PRO-TEC名古屋北RACING TEAM のお話です。

が、長いし意外にUPが頻繁ですので、興味の無い方はパスしてください。


今回もマシンの話題

レースベース車というのは、レース専用メインハーネス(電線の束)と、レース専用のECU(メインのコンピュータ)が付属で付いてきます。
あとはECU書換用インターフェイスケーブルと、各データとソフトが入ったCDロム。

それだけです・・・。

取扱説明書やマニュアルなども、一切付ついてきません。
( この辺りは機会があれば後日に改めて・・・ )
カウルやマフラー、ステップやスプロケットも全て、「お好みの部品を別途ご購入ください。」です。



PRO-TEC名古屋北RACING TEAMとは言っても、マシンやパーツは購入するのはオーナーさん。
お店が負担(スポンサード)する訳ではありません。
お店はマシン制作や、レース活動そのものをお手伝いするだけです。

ほとんどのプライベーターがそうであるように、オーナー兼ライダーです。
そのため各取付パーツの選択は原則、ライダーさんが最終決定します。


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とは言っても、レーシングマシン用の部品はストリート用のカスタムパーツとは選択基準が大きく違います。

 レギュレーションに合致していること。
 一般走行とは大きく異なる使用条件に耐えうる強度を持つこと。
 シーズン通してのメンテナンス、補修部品入手に容易なこと。
 セッティング、データ管理を含めたが維持調整が複雑でないこと。
 ライダーのレベル(タイム)に見合った性能、価格であること。
 結果(タイムアップやレース順位)に繋がること。

全日本JSBや、シリーズチャンピオンを狙うレベルまで行かない限り、軽量化や見た目の美しさは後回しです。

「後回し」と言っているだけで、「不要」という意味ではありません。
正しい部品選択をし、いつか結果が出た時、そのマシンは結果として軽く、美しくなっていますので。

この辺りの考え方は、昔から変わっていませんね。
(というか、私が変えないだけかな?)

  は当然です。オイルキャッチタンクなどの安全装備も含みます。
  は意外に難しいんです。ワインディングを攻めるのとは訳が違います。ヘタな軽量化は事故に直結します。
  プライベーターには重要です。メンテナンスや部品調達に時間が掛かれば、次のレースに間に合いません。スペシャルなワンオフパーツは地雷です。激レアな輸入パーツは鬼門です。
  限られた練習走行時間です。ワークスのように専門メカニックが全部やってくれる訳ではありません。「サスはこんなモン? タイヤエアは正しいハズ・・・?」が、プライベーターの現実です。極力シンプル、単純に。
 そのマンマです。鈴鹿で3分切れないライダーに、OHLINSのFGR300は必要ありません。
 他チームの高評価高評判、有名ブランド、高級品でも、「自分の結果」に反映されなければ意味はありません。

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そんな事を念頭に入れて、ライダーさんとパーツ選びです。

ちなみに各パーツメーカーさん、本物のレース専用部品はあまりカタログやHPに詳細を記載してくれません。
常に進化しているために、注文品と届いた品の細かい仕様が違うのは普通ですので、
今時の言い方をすれば、非常に不親切でユーザー目線に立っていない商品説明しかありません。

けれども、「本来そういうモノ。ネットの無い昔に比べれば、連絡先が分かるだけでOK。」

と、オッサンである私には十分です。


ここからがレーシングマシン制作の楽しみです。

後はきっと次回更新でUP?
たぶんマシンの話題を続けます。



 次のUPの前に、大事な「当ブログの取扱いについて」を。

当チームは、各メーカー様や他社様より、スポンサードをいただいておりません。
またPRO-TEC名古屋北としても、レース活動を商売にする予定もありません。
つまり、具体的パーツメーカーさんの名が出てきても、利害関係はないって事です。

また今後に選んでいくパーツ、行った作業がベストであるかどうかも分かりません。
全パーツ、全テストができるわけではありませんので。 

内容は、私が選択して私が実際にやった事、目の前で起こった事のみです。
今後は失敗もたくさん出てきますし、さらにレーシングマシンという限られた使用条件でのお話です。


いわゆる「個人の感想、効能と効果。」レベルですので、十分ご理解の上で閲覧ください。



提供はPRO-TEC名古屋北 柴田 典生 でした。

YZF-R1で走るレーシングチームの片棒を担いでみる ③

 今年から始まった PRO-TEC名古屋北RACING TEAM のお話です。

盛夏まっただ中、いかがお過ごしでしょうか?
この長めのブログ、お休み中の暇つぶしがてらにどうぞ。


今回は肝心のマシンは何?って話題です。

参加目標レースは「鈴鹿サンデー JSB1000クラス」です。

当店で作って走る以上、もちろん YAMAHA  YZF-R1です。
YAMAHA YZF-R1 レースベース車 2017年モデルってやつです。
https://global.yamaha-motor.com/jp/news/2016/1219/yzf-r1.html

YZF-R1racebase_main


















このモデルはいわゆる「プレスト逆輸入モデル」ではありません。
コンペテションモデルと呼ばれる、レース専用モデルです。
ヤマハが日本でつくり、日本国内でレースに参加する方のために、日本で販売しているモデルです。
ちなみにヤマハが認めた「ヤマハオンロードコンペティションモデル正規取扱店」でしか買えません。
非常に短い期間しか予約期間の無い、「完全受注生産品」です。

この車両を購入すると、YEC (ヤマハ純正レーシングパーツ) 製の基本的なレーシングキットパーツが付属してきます。
また輸入車扱いだと必要な「排ガス検査料」や「梱包配送費用」も不要ですので、市販公道走行モデルを購入して仕立て上げるより、結果としてかなり割安にレーシングマシンが制作できます。


写真のとおり、色は黒のみで保安部品もついてきます。
キーやタンデムシートも付いています。
ただし当然、ナンバープレートを取得し、公道を走る事は不可能です。


保安部品がついているのは、この車両ためだけにメーカーが生産ラインを変更するより、
一緒に制作組立した方が、結局安くなるという工業製品らしい理由だけです。

車体番号はレースベース車の専用番号が刻印打刻されていますが、
いわゆるフルパワー仕様のどっかの国向けと、まったく同じモデル仕様であり、
本当にゼロから専用レースベース車を単品制作してくれる訳ではありません。
(JSB1000クラスは、市販モデルがベースである事が大前提だしね。)

まっさらの新品状態の詳しいスペックは、正式発表されません。
エンジン心臓部やフレーム以外は、どうせ全部分解、変更しますので、
ノーマル状態の各スペックやカウル色なんて、どうでも良いんです。

001

















JSBの基本ルールが市販モデルを使用し、フレームやエンジンの大きな変更ができない以上、
お金や技術力に限界があるプライベーターには、
「ノーマルで速い。」と「実績がある。」は、とっても重要です。

メーカー色の強いチームやショップに属していないプライベーターにとって、
今現在の2017年は、「YZF-R1」はとっても良い選択です。

R1が1番かどうかは分かりませんが、他メーカーの方からも実力を認められている事は事実ですから。

とは言っても、フルノーマルからJSB1000レーサーを作るとなると、そう簡単にはいきません。
かっこいいカスタムパーツを組込むだけでは、まったくレーシングマシンにはなりません。


JSB1000のレギュレーション確認から、マシン制作は始まります。


つづきは次回以降です。
ほどほどにご期待ください。

提供はPRO-TEC名古屋北の柴田 典生でした。

明日から8月17日(木)までお盆休み。その間の緊急連絡先について。

オートバイ「で」旅に出る。
オートバイ「と」旅に出る。
それは人それぞれ。
大事なのはオートバイに乗りたい時、
乗れる時にそばにあるという事。
国生です。

明日から17日(木)まで5日間、
グループ全店お盆休みです。
DSCF1171_R














その間の緊急連絡先をご案内させて頂きます。
BMW
メカニカルトラブルで緊急の事がございましたら、
BMW エマージェンシーサービスまで、
0120-00-6216
新車でご購入の方、2年
認定中古車でご購入の方、最大2年
また、延長保証にご加入頂いた方、期間中。
上記に自動付帯。

DSCF1175_R















ヤマハ
クラブヤマハロードサービスにご加入のお客様
レスキューフリーダイヤル
0120-720-819
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その他
JBR
ZuttoRideご加入の方
ロードサービス専用フリーダイヤル
0120-819-024

任意保険の事故の対応窓口またはロードサービスは下記

東京海上日動安心110番(事故・故障時のご連絡先)
0120-119-110

あいおいニッセイ同和損害保険株式会社
0120-024-024

三井住友海上火災保険株式会社
0120-258-365

以上になります。
お盆休み中は普段と違った交通状況になりますし、
普段、運転されない方も沢山路上に居られるので、
いつも以上に注意してオートバイを楽しんで下さい。

よろしくお願いいたします。

P.S
昨日の事ですが、F800GT K様の息子様
鹿児島から自転車で御来店!
わざわざ、愛知県の自宅に寄られる前にお立ち寄り。
本当にありがとうございます。
これから、北海道まで行かれるとの事。
DSCF1168_R















何を隠そう、むかーし?最初に御来店頂いたのは息子さんでした。
息子さんの強い後押しもあって現在K様はF800GTに乗られている次第。
息子さんも将来オートバイに乗られる予定。
さー、何になるかはこれから次第
楽しみです。

でわでわ(。・ω・)ノ゙

国生でした。
「人生にオートバイがあるって幸せだ。」
(○思います。50ccのスクーターであっても良いんです。
アクセルをひねると、エンジンが回って、
タイヤを回し自分を載せた車体が前へ進む。
2輪という不安定な乗り物をバランスとって走り続ける。
時間さえ体力さえ、状況さえ許せば何処へでだって行ける気がします。
たったそれだけの事なのに、面白い。
だからオートバイは辞められない。
×あえて困難な事に挑戦したくなるのはライダーの性でしょうか。
125ccスクーターで、北海道に行ってみたいなぁなんて思いだしました。


BMW Motorrad Dealer R41  0568-39-0555
PRO-TEC名古屋北              0568-29-0505
YSP天白            052-803-2524

NEXT EVENT
⇨9月9日(土)・10日(日)
『BMW MOTORRAD DAYS 2017 』

お客様企画 EVENT
⇨8月20日(日)
「石徹白もろこし収穫祭ツーリング!」

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